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レイヤとは

レイヤとは例えると透明なフィルムの様なもので、1つの図面を作成する場合に各レイヤに属性別に図面を作図し、それらを重ねて見ると1つの図面が完成します。 レイヤを分けて作図する利点は不必要な要素を丸ごと非表示にできることです。 例えば図と文字をレイヤ分けして作図し、図のみ表示したい場合など文字を作図したレイヤを非表示設定にすれば、文字の表示されない図面が出来上がります。 またある程度レイヤを分けて作図したほうが後から編集する場合など、必要な図のみ表示させ編集でき大変便利になります。


レイヤの説明

レイヤとは1

レイヤには[レイヤグループ]と[レイヤ]があり、レイヤグループは0~Fの16グループで構成され、それぞれ異なる縮尺を設定することができます。 各グループにはさらに0~Fの16レイヤが存在するのでレイヤの総数は256レイヤ(16グループ×16レイヤ)となります。

レイヤとは2

レイヤグループ・レイヤは[編集可能レイヤ][表示のみレイヤ][非表示レイヤ]の3つの状態に設定することができます。 [編集可能レイヤ]では図の編集が可能で書き込みレイヤは強制的にこの状態となります。 [表示のみレイヤ]は作図している図の編集は不可能で作図ウィンドウ上では全てグレーの線色で表示されます。 ただし読取点として使用することは可能なので図自体の編集はせず表示だけさせたい場合に表示のみ状態にします。 [非表示レイヤ]は作図している図や文字を非表示とします。

レイヤとは3

レイヤグループと各グループ内のレイヤは全てが独立した1枚のフィルムと考え、レイヤ別に作図したフィルムを重ねることで図が出来上がります。 レイヤグループはグループ別に縮尺の設定が可能なので、縮尺を変更して図を作図する場合に変更し、レイヤは所属するグループの縮尺が適用され個別に縮尺を設定することはできないので、同じ縮尺で違う属性の図を作図する場合に使用します。


[レイヤ]コマンドの関連項目


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